光勝寺鐘楼門(山門)

2013年10月13日 01:48

構想十年、念願の山門がとりあえず完成しました。とは言え、見ての通り…山賊砦の櫓みたいなものですが。後ろに本堂が写ってますが、お寺に見えない、何だか良くわからん建物でして、門徒の方は兎も角、初めてお寺に来る親戚の方とかが、場所がわからんとか、タクシーに乗ったら違う寺に連れて行かれたとか(よりによってすぐ近所にそっくりな名前でもっと大きなお寺があるので)、いろいろ言われまして、それならいっそ目印になるものを建てようと思い立ち、御門徒のご尽力により、とりあえず形になりました。

上が最終形体。八月に下の画像のごとく形はできましたが、建築確認が終わらないといじれないと、大工さん、しばらく工事中断。そのうち他に緊急予算が必要になりまして、うちの財務省から「これ以上予算付けられません。必要ならご自前でやってください」と、事業仕分けされまして、仕方がないのでホームセンターで板とか買ってきて、院主自ら大工仕事で完成させました。一階の腰の部分の壁…実はこれ、ジャンク品の二段ベッドのスノコを取り付けたんですが、言わなきゃ分からないでしょ。建築確認の立ち合いに来た設計士さんが、「この手があったか」と感心してました。

翌日大工さんが来まして、「あらら、自分でやっちゃったんですか?」と、呆れ顔…。正面の虫籠窓は、無双窓になっておりまして、さらにログハウスの木製ガラス窓がはまってます。院主のこだわりです。完成翌日に最大級の台風来襲。壁とか飛ばなきゃ完璧ですが…。

それにしても、寺の住職というやつ、座ってお経読んでる葬式の飾り物…ではなく、何でもこなさないとやってけないんですよ。植木の剪定から簡単な修理、土木工事…自らユンボの免許取って裏山崩して墓地作って売り出した住職もいました。やりすぎてユンボが斜面転がり落ち、庫裏が大破したそうですが。さらに、ログハウスで本堂建てた人、風呂のタイル自分で張っちゃった人など…つくづく器用貧乏な種族ですな。

 

 

後ろに後ろに本堂がうこう ういう

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